地域学をはじめよう
自分の育った地域なんて大したことない。そう思っている若者は多い。本当にそうなのだろうか?どの地域にも固有の歴史や文化があり。人々の営みがある。それらを知っていくことで。地域の豊かさ。そして自分や自分が生きる社会。そして未来が見えてくる。調査実習の手法や体験も織り込みつつ。時間と空間を往来しながら。地域学の魅力を伝える。
山下 祐介/著 — 岩波書店 -岩波ジュニア新書-2020.12-361.7-361-20
第一章。地域を見出そう。国とのつながり。
第一項。大都市郊外に息づく地域。
大都市郊外ニュータウンに地域はある? もはや今時地域なんていらない? 団地の裏側にある村々。 50年前に起きた地域をめぐる大きな変化。
第二項。地域はあまねく存在する。
たとえ見えなくても。みんな地域に関わって生きている。地方自治体という地域。参加が地域をつくっている。
第三項。地域とは何だろうか?分割して統治する。
国と地域の深い関係。廃藩置県と都道府県。具体的な暮らしに関わる市区町村。地域の最小単位としての自然村。柚木村の地域編成。なぜ分割する必要があるのだろうか?
🎈🎈🎈
■ ◁ 前へ このページ 次へ ▷