■ 2022-06-25-(土)-11:01 「挫折なき 塗り壁式学習法」『独学大全より』
1. まず、文字とその発音をチェックする。
- これには、外国語や固有名詞をその言語の文字で書いたものを使う。
- つまり綴りと発音の関係に集中するため、
- 読み=意味である単語に、最初は取り掛かる。
2. 文法の前に単語を眺める。
- 例えば、マイナー言語に強い
- 白水社のニューエクスプレス・シリーズには、
- 巻末にその本で取り上げた単語集がついている。
- 数百個の単語を一度に覚えるのは骨だが、
- この段階では覚えきらなくてよい。
- また、その言語で頻出の綴りの短い単語から優先すると良い。
- このとき必要なだけ
- (つまり忘れたら/単語の読み方がわからなかったら)
- 発音ルールを再チェックする。
3. テキストの会話や基本文を全部読んでいく。
- 単語のかなりの部分が、
- 少なくとも初見ではなくなっているはずなので、
- いきなり読むよりは、いくらかましである。
- 文法事項は必要なだけ
- (説明を読まないと、例文の意味がわからない場合だけ)
- 文法をチェックする。
4. 文法解説をちゃんと読みながらテキストをもう一度読む
5. 一通り覚え理解してからの、ダメ押し。
- 一章ごとに10回音読し、三回筆写する。
- そしてこれを一冊につき、3周すれば、
- このテキストを完了する。
挫折しないコツは?
- 焦れるくらいの(薄さ)で重ねていくことだ。
- 言い換えると、知りたいという欲望を追い越さない程度の、
- もっと学びたいところを我慢する。
- といった分量を毎日繰返すのである。
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